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生物 / 真核生物 / エクスカヴァータ / ユーグレノゾア門 / ユーグレナ藻綱 / ユーグレナ目 |
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Lepocinclis Phacus (含 Hyalophacus) Discoplastis Cryptoglena Monomorphina Colacium Strombomonas Trachelomonas Euglena (ユーグレナ属、ミドリムシ属) (含 "Astasia" longa, Khawkinea) |
References |
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基本的に単細胞自由遊泳性だが、Colacium は柄で基物 (ミジンコなど) に付着した不動相をもつ。多くは光独立栄養性だが、光合成能を失った吸収栄養性のもの ("Astasia", Khawkinea) も知られる。ほとんどは淡水性であり、少数のものが沿岸域に生育している。Euglena gracilis は生理・細胞学の実験によく用いられる。また貯蔵物質であるパラミロン (β-1,3 グルカン) が商業的に利用されることがある。 ふつう細胞は裸であるが、Strombomonas や Trachelomonas はロリカをもち、鉄やマンガンが沈着していることがある (写真右上)。細胞前端に陥入部があり、その底から2本の鞭毛が平行に生じているが、そのうち1本 (no.1鞭毛) は短く陥入部内で終わっている。 ペリクルの滑り運動によりユーグレナ運動を行うものが多いが、Phacus, Lepocinclis, Monomorphina,Cryptoglena などはユーグレナ運動を行わない。二次的な従属栄養種 ("Astasia" longa など) では光合成能が失われているが、色素体は白色体として残っている。二分裂によって増殖する。有性生殖は未知。 |
![]() 1: Euglena. 2: Phacus. 3: Tracheromonas. 4: Cryptoglena. |