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生物 / 真核生物 / 植物界 / 緑色植物亜界 / 緑藻植物門 / クロロデンドロン藻綱 /クロロデンドロン目 / クロロデンドロン科
Tetraselmis (NIES-18, 533, 1019, 1429-1434)
Scherffelia
Prasinocladus

基本的に単細胞自由遊泳性であるが、基物に固着し、残存した母細胞壁からなる柄でつながった群体を形成する種もいる。多くは海域に生育するが、淡水種もおり、ときに大発生する。

細胞は薄いテカで覆われている。テカはゴルジ体で形成され、他の"プラシノ藻"で見られる鱗片が融合してできたものである。細胞は側面が扁平であることが多いが、内部構造は基本的に前後軸に対して回転対称。鞭毛は4本、等長・等運動性、細胞頂端の窪みから生じている。鞭毛は2種類の小形鱗片で覆われ、毛状鱗片が付随する。葉緑体は1個、カップ状。多くはピレノイドを有し、ピレノイド基質には細胞質が陥入している。眼点はふつう大形でよく目立つ。


1: Tetraselmis (NIES-18). 2: Tetraselmis (NIES-1429).
Chlorophyta