NIES-MCC | KU-MACC | Tree to Strain Japanese | English
生物 / 真核生物 / 植物界 / 緑色植物亜界 / 緑藻植物門 / "マイクロモナス藻綱" / マミエラ目
Monomastix
Crustomastix
Dolichomastix
Mamiella
Mantoniella(NIES-1409)
Micromonas(NIES-1411, 1412, 1413)
Batycoccus
Ostreococcus

単細胞性の小形の緑色植物。自由遊泳性または不動性。海洋に広く生育し、特に Micromonas, Batycoccus, Osterococcus は海洋のピコプランクトンとして極めて普遍的な存在であるらしい。Osterococcus は知られている限り最小の光合成真核生物である (直径約 0.5 µm)。また OsterococcusMicromonas ではゲノムが決定されているため多方面の研究が期待される生物である。

細胞は裸、または1層の有機質鱗片で覆われる。鱗片は基本的にクモの巣状鱗片とよばれるものであり、他の原始的緑色植物に一般的な小方鱗片を欠く。自由遊泳性のものは細胞側面から生じる1または2本の鞭毛をもつ。眼点が存在するものでは細胞背面に存在する。主要光合成補助色素としてとしてプラシノキサンチンを持つものが多い。2分裂による無性生殖を行い、有性生殖は未知。

Chlorophyta