About - ナショナルバイオリソースプロジェクト イネ

イネは世界中に多様な遺伝的変異を持つ野生イネや、膨大な在来栽培品種が分布する。2004年12月にはジャポニカ基本品種のゲノムシークエンスが完成公表されることになり、今後イネの多様性研究、機能研究に必要な系統および利用体制の整備、情報の充実が必須である。このプロジェクトでは、これまでに大学関連機関で収集、開発されてきた貴重な研究資源としてのイネ系統の情報を抽出、整理、発信するとともに、全系統の分譲に対応できる体制を確立する。

ここでは、世界的に貴重な野生イネコレクション、在来栽培イネ系統群、高密度に変異遺伝子を集積した突然変異系統、近縁野生種染色体を栽培イネに導入した染色体置換系統シリーズや染色体変異系統などを整備し、公開する。農水省イネゲノムプロジェクトで扱われている系統、ツール、情報を補完する、きわめて有用な遺伝資源としてイネ研究コミュニテイーの研究素材となることを目的とする。

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